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Kingdom of Cambodia カンボジア王国

基礎データ

面積
181,040km2
人口
約1583万人(2021年推定値)
首都
プノンペン
政治体制
立憲君主制
主な言語
クメール語
主な宗教
仏教
通貨
リエル

日本に渡航するカンボジア人
9.5倍

2009年:3,008人 → 2019年:28,492人

2019年のカンボジアから日本への渡航者は、10年前の約9.5倍。ASEAN諸国の中でも突出した伸び率です。

参考情報:国際交流基金

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カンボジア王国

世界遺産アンコール遺跡をもつ森林の国

アンコール・トム
アプサラダンス

インドシナ半島の中央に位置し、母なる大河メコン川と東南アジア最大のトンレサップ湖の恵みによる豊かな自然をもつ国です。「森林の国」ともいわれ、北部国境地帯の大部分が森林におおわれています。国民の約97%が仏教徒です。過去には長い戦乱・内戦に苦しみましたが1991年に和平を実現、1993年の総選挙によって新政府を樹立しました。主要な産業は、肥沃な国土に恵まれた農業と世界遺産アンコール遺跡に代表される観光です。また、ASEAN10カ国のほぼ中央に位置し、大メコン経済圏を形成するタイ、ベトナム、ラオスに隣接することに加え、メコン川があり、外洋にも面するといった好立地が、ASEAN地域の交通や流通などにおける重要拠点として注目を浴びています。

日本との関係は古く、朱印船貿易時代には日本町がありました。現在も日本は、アンコール遺跡の保存修復活動をはじめ、官民双方のさまざまなレベルで協力・交流を行っています。

国名の意味

カンボジアでは自分の国を「カンプチャ」と呼んでいて、建国者といわれるインドのバラモン僧「カンプー」とその子孫を意味する「チャ」に由来します。

国旗の意味

カンボジア王国の国旗

全体を囲む青は王権を、赤は国家を、白は仏教徒を表しています。中央の紋章は世界遺産のアンコール遺跡です。

カンボジア王国
交流マナー

人の頭は神聖なものとされているので、子供の頭をなでることはつつしみましょう。
寺院を訪れる際は、ショートパンツやタンクトップといった服装はふさわしくありません。身だしなみに気をつけ、帽子と靴を脱いで参拝しましょう。
人前で大声を出したりどなったりするのは、つつしみましょう。
相手の文化や生活習慣を尊重し、失礼のないように心がけましょう。