AJCスタッフ・ウランに聞く
サンバルウダンの
レシピストーリー
このレシピについて教えて下さい。
これは母のレシピです。私の家族はシーフードが好きなので、母がよくサンバルウダンを作ります。
日本でもこのレシピでサンバルウダンをよく作るのですか?
はい、よく作っています。
サンバルウダンにまつわる思い出を教えて下さい。
母が作るときに、よく海老の下処理を手伝いました。時々、というか毎回、揚げたての海老をこっそりつまみ食いしました。揚げたてはとってもおいしいから!そして母に怒られ、自分の部屋に逃げる・・・ということをしていたのが思い出です。懐かしいなあ。
サンバルウダンをおいしく作る秘訣はありますか?
心を込めて作って下さい(笑)。レタスと食べるとサンバルの辛さが中和されて良いですよ。母はサンバルにプタイ豆(*)というちょっと臭い豆を入れます。それが加わると最高の香りのサンバルが作れます。プタイ豆は食べた後、口の中に独特のにおいが残るのですが、味はとってもおいしいです。
(*)プタイ豆はインドネシアやマレーシアのジャングルに生息している木から取れるマメ科の食材です。和名はネジレフサマメノキ。これからサンバルウダンを作ろうとしている方へメッセージをどうぞ。
「No spice, no life」(辛い物がなきゃ生きていけない)。これはインドネシア人のモットーです。インドネシア人は辛いものが大好きで、サンバルもとても辛いです。もし辛口にチャンレジしたければ、レシピの唐辛子をバードアイチリ(赤鳥の目唐辛子)に変えてみて下さい。