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Kek Batik

バティックケーキ

AJCスタッフ・アニの
お気に入り!

どこの国の料理?

ブルネイ出身のアニが紹介するのは、ブルネイやマレーシアで昔から食べられている焼かないチョコレートケーキ、バティックケーキのレシピ。

断面がバティック(インドネシアやマレーシアのろうけつ染めの生地)のように見えることから、バティックケーキという名前がついたそうです。

バティックケーキのレシピ

材料(10人分)

バティックケーキ

マリービスケット
1箱(21枚)
無塩バター
100g
[A] ミロのパウダー
60g
[A] ココアパウダー
大さじ1
[A] コンデンスミルク
50g
[A] 溶き卵
1個分

ガナッシュ(チョコレートクリーム)

生クリーム
100g
ブラック(ビター)チョコレート
100g

作り方

  1. ビスケットを4つか5つに割る。
  2. 鍋にバターを入れ、弱火で溶かす。
  3. Aの材料を、コンデンスミルク、溶き卵、ミロ、ココアパウダーの順で加え、よく混ぜる(弱火のまま)。
  4. 火を消して、5分冷ます。
  5. ビスケットを鍋に入れ、全体をソースでコーティングする。
  6. ケーキ型等深めの四角い容器(15cm又18cm)にクッキングシートを敷き、ビスケットとソースを流し込む。
  7. 全体が均等な厚さになり、表面が平らになるようにへらやスプーンの裏で押す。
  8. 冷蔵庫で1~2時間冷やして固める。その際、上に重しを置いておくと、断面がきれいになる。
  9. ガナッシュを作る。チョコレートを細かく刻む。
  10. 鍋に生クリームを入れ、中火でふつふつするまで温める。
  11. 刻んだチョコレートを入れ、弱火で温めながら滑らかになるまでかき混ぜる。
  12. 固まったバティックケーキの上にガナッシュをかけ、一晩冷蔵庫で寝かす。
  13. 断面の模様がきれいに見えるようにカットして、できあがり。

AJCスタッフ・アニに聞く

バティックケーキの
レシピストーリー

ハリ・ラヤに撮影したアニの家族写真
ハリ・ラヤに撮影したアニの家族写真
AJC

バティックケーキはどんな時に食べるデザートですか?

イスラム教徒は年に一度、ラマダンと言って1か月間断食をします。1か月のラマダンが終わると、断食明けのお祝い「ハリ・ラヤ・アイディルフィトリ」が始まります。ハリ・ラヤでは家族や親せき、友人を家に招く「オープンハウス」が行われ、伝統的な食事やデザートを一緒に食べて絆を深めますが、その時にいつもあるのが、バティックケーキです。

AJC

伝統的なデザートの中でもバティックケーキがお気に入りなのですね。

バティックケーキは食べると止まらなくなってしまい、食べる度にハリ・ラヤのために用意した服が着られなくなるのではと心配になります!

AJC

バティックケーキは家庭で作るものですか?

最近は、自分で作るより買う人が多いです。

AJC

材料にミロが使われていますが、ブルネイでミロはよく飲まれているのですか?

子どもだけでなく大人もミロが大好きです!ブルネイでは、ミロをまずお湯で溶かして、そこに氷とコンデンスミルクを入れて飲みます。「ミロ・ダイナソー」という、ミロのドリンクにさらにミロのパウダーをたくさんトッピングしたドリンクも人気です。

AJC

バティックケーキを作ろうとしている方にメッセージをどうぞ。

ビスケットはマリーのビスケットを使うのが定番ですが、違うもので試してみるのも良いかもしれません。ケーキにバニラアイスを添えてもおいしそう!